四十肩における3つのステージについては、コチラをご覧ください。

四十肩発症~治るまでの3つのステージ

四十肩の正式名称は『肩関節周囲炎』といい、発症してから治るまで、次の3つのステージに分けられます。 急性期 なんだか、肩がおかしい?という、違和感から始まって、…

急性期の特徴

  • 始まりは違和感
  • 急に強い痛みがくる
  • 安静にしていても痛い
  • 寝てても痛い(夜間痛)
  • 早いと1週間、長くても1か月くらいで終わる など

ただでさえ、痛くてたまらないのに、寝てても痛いって・・、辛すぎですね。

夜間痛について

寝ている時の痛みには、

  • 痛みの物質が夜に出る
  • 寝ている姿勢

などが関係しているそうです。

なので、痛みを脳に伝える物質を抑えるのは、病院で処方される、痛み止めの薬に任せるとして、寝ている姿勢には、補助枕の使用をお勧めしています。これによって、意識のない寝ている間に、カラダにかかる負担を少し減らすことができます。

横向きに寝る場合

痛い方を上にして、抱き枕や丸めた毛布、クッションなどを抱えることで、腕の重さを支えられ、肩の負担が軽くなります。

仰向けに寝る場合

バスタオルを丸めて、ちょうどいい大きさと高さの枕を作って、肩から肘の下に置くことで、腕の重さを支えられ、肩の負担が軽くなります。

対処法

運動やセルフケアで、何とかなるか‥というと、何ともなりません。『急性期』には、安静にすることが一番です。

痛みや熱感(炎症)が治まって、『じっとしてる時の痛みはなくなったけど、動かすと痛い』となったら、次のステージ《拘縮期》に移っていくことになります。

痛みを我慢して、痛み止めを飲んでまで動かす必要はないけれど、関節が固まってしまうと、痛みがひいても動きが悪いまま‥と言うことになってしまいますので、腕を動かせる範囲(可動域)を以前と同じレベルに戻すためには、ストレッチやトレーニングを取り入れることをお勧めします。